リン酸処理と消泡剤の関係性って?それぞれの概要と合わせて簡単解説!


リン酸処理ってどんなもの?

リン酸処理とは、鉄製品の表面に対してリン酸の薄い膜を形成させるためのものです。基本的な効果としては、潤滑性の向上による焼き付きなどの防止、防錆などの効果があります。そのためリン酸処理は、これらの処理が重要な多くの鉄製品に対して用いられているのです。具体的な用途としては、塗装面が傷ついて内部が露出しても錆びないように塗装の下地として使用したり、遡行加工により露出した面を保護する場面などで使用したりされています。

またリン酸処理には、リン酸塩処理、リン酸亜鉛処理、リン酸鉄処理、リン酸カルシウム処理、リン酸マンガン処理など様々な種類があります。

消泡剤ってどんなもの?

消泡剤とは、食品や化粧品等を加工する過程で発生してしまう不要な泡を消すための添加物のことです。製造過程で泡が発生してしまうと製品の品質が著しく落ちてしまうことがあり、製造業では欠かせない存在となっています。消泡剤が泡を消す方法は大きく分けて、生成した泡を破壊する「破泡」、泡の発生を抑制する「抑泡」、泡同士をくっつけて浮上させ破泡させる「脱泡」の3つがあります。

消泡剤のなかでも多く用いられているのが「シリコーン消泡剤」です。消泡効果が高く、毒性がないので日用品や医薬品など人の体に近い製品に活用されています。

リン酸処理と消泡剤の関係性を簡単解説

鉄製品にリン酸処理をする際、金属の表面に泡が発生することがあるため、泡を消す目的で消泡剤が使用されます。泡が残ってしまうと金属の表面がザラザラになり品質が落ちてしまうのですが、消泡剤を使うことで表面をつるつるに仕上げることができるのです。

スチール製品の美観を高めるには、リン酸処理が有効です。表面を独特の重厚感と高級感に仕上げるのに最適と言われます。